約 844,768 件
https://w.atwiki.jp/tatsuro/pages/25.html
2007/11/09 腎結石の落下によるUTI 腎結石(腎盂結石)+UTIで 複雑性尿路感染症と考えて抗菌薬IV治療 →解熱して内服に変更したら再度発熱 ①薬剤熱? ②別の原因? ③UTIの再燃?? ⇒CT再検査にて 腎結石の落下・尿管結石と閉塞・水腎症になっていた。 最初からこの像であれば病態がはっきりするが 治療経過の途中で偶然起こると 想定していないとなかなか分かりにくい。 複雑性尿路感染症の見守り時には USやCTの再検査も考慮すること。 =UTI 01 総論 ●UTIは奥が深くて難しい!ただしCommonなものであり十分精通しておく必要アリ。 ●以下の4要素を整理して臨床的分類をする。 ※ただし、小児のUTIは特別であり別に考える。 ①どの部分の感染症か? 下部(尿道/膀胱) 上部(腎盂/腎実質) 尿路外(腎周囲) ②尿の流れを阻害する解剖学的問題(BPH/tumor)や異物(catheter/stone)はないか? ③感染成立の場所は? (院内/院外=耐性菌の関与する程度) ④宿主の免疫状態は? ●UTIの臨床分類を ①若い女性の膀胱炎 ②女性の再発性膀胱炎 ③女性の急性腎盂腎炎 ④複雑性尿路感染症 ⑤無症候性細菌尿 に分けて考えてみる。(NEJM1993;329 1328-1334) ●UTIの起炎菌は ①大腸菌 ②Stapylococcus saprophyticus ③Klebsiella sp. ④Proteus mirabilis ⑤腸球菌 など ●複雑性UTIでは評価その他臨床判断が困難である。 ●UTIは敗血症の原因No1である。 ●UTIは発熱、炎症のFocusとして常に鑑別に挙げておく必要がある。 もちろんリスクファクターや患者背景その他を考慮に入れて 総合的に判断しなければならない。 ※若い男性で特にリスクのない人で発熱の原因に最初にUTIを考える のはセンスなし。逆にこの人がUTIを起こしたのならば何らかの 基礎状態の存在を想定して検索必要。 ●単純なことですが重要。 「肉眼的に尿がClearであってもUTIは全然除外できず」 特にICUでFoleyカテーテル入っているような患者では尿の外観は特に 問題なくても培養で菌が生える。 ⇒ただしそれが臨床的に本当に悪さをしているのかどうかは Case by Caseで判断が必要です。 =UTI 02 女性の膀胱炎 ●若い女性の膀胱炎 ●臨床像・診断 ①急性の排尿時痛・頻尿 ②有名な危険因子として 性交・殺精子剤の使用 性交後に排尿しない 最近の膀胱炎の既往 ③典型的症状と尿中WBC増加 尿培養は必須でない 行えば細菌 10~10 ●鑑別診断 ①尿道炎 クラミジア・淋菌・ヘルペスなど ②膣炎・外陰部の炎症 カンジダ・トリコモナスなど でも膀胱炎様の症状が出現しうる。 ●起炎菌 ①普通のE.coli ②Klebsiella ③Proteus ④S.saprophyticus(CNS) ⑤理論上は腸球菌もありうるがこの群の宿主では考えにくい。 それまでの抗菌薬投与の結果と考えるほうが自然。 ※腐食ブドウ球菌はCNSであるが コンタミではなく立派なUTIの起炎菌である。以前はCNSはすべて コンタミとして片付けられていた。普通の検査室ではCNSの中から 腐食ブドウ球菌を同定していない。培養でCNSが検出され起炎菌として 疑われる場合には、普通のE.coliに対する治療(ST合剤やキノロン)で 有効なので一緒に治療してしまう。 日本でどのくらいの頻度があるのかは?ほとんどみたことがない。 ●治療 ①青木先生はバクタを第1選択。バクタ2錠/分2を3日間 ②熱病ではFQ系の薬剤が第1選択。バクタ耐性のE.coliが10-20%あると してCPFXやLVFXを3日間。 ※これには賛同しかねる。キノロンやST必要? ●特殊な膀胱炎 ①糖尿病患者・高齢者の膀胱炎では上記薬剤にて1週間治療する。 1週間の治療にて再発率が下げられるとされる。 ②妊婦の膀胱炎では安全性の問題からβラクタム系を使用。AMPCで1週間治療する。 ●女性の再発性膀胱炎 ①再発を繰り返す人では、泌尿器粘膜が大腸菌に対して 親和性が高く人側の要因であると考えられる。 ②服薬のコンプライアンスや危険因子の再検討も必要。 ③高齢者で再発を繰り返す場合には 膀胱脱・子宮脱などが原因で排尿障害・残尿などが起こり再発の 誘引となりうることも検討。 ※後述の複雑性UTIに近い。 ●再発と再感染を区別するようにアルゴリスムにしたがって治療する ①再発 正確には治癒しきらなかった感染の再燃。 前回と同じ菌名・感受性の菌が2週間以内に再び生じる。 ⇒尿路の解剖学的異常や治癒していない感染源の検討を行う ②再感染 別の感染が起きたもの 治癒終了後2週間以上たってから起こる。 理論上は違う種類の菌か感受性の異なる菌による感染症ということになるが 実際はいつも普通のE.coliであることが多い。 ●治療 ①再発例 普通の膀胱炎に対する治療を2-6週間継続する。 上記の通り解剖学的検討を行う。 ②再感染例 性交と関係があれば性交後の排尿の指示と バクタ1錠内服1回を行う。 性交と関係なければ再発頻度により予防的持続内服を考慮する。 具体的には年に3回以上起こすならバクタ1錠を毎日-週3回内服する。 年2回以下ならば症状出るたびに通常の治療を3日間行う。 =UTI 02 膀胱炎の補足 ●膀胱炎の診断・鑑別 ①典型的症状+尿中WBC増加があれば診断は容易 ②尿培養は通常不要だが行なえば菌 10~2から10~5 ③腎盂腎炎など上部UTIでも膀胱炎症状は合併しうる ⇒3日の治療では不十分である ●鑑別診断 ①尿道炎の合併を考慮・除外すること どちらも尿培養では菌量少ない( 10~2) 尿道炎と膀胱炎が合併していればデータは膀胱炎様となる。 クラミジアではグラム染色陰性。 ただし、グラム染色では10~2-3程度の菌量では見つけられないので 通常の膀胱炎でもグラム染色陰性のことはありうる。 ②尿道炎はSTDを疑わせる重要サイン HIV・梅毒・B型肝炎のチェックを考慮 ③クラミジアや淋菌の攻撃対象は尿道よりも子宮頸部である 子宮頸部炎・膣炎のチェックのため婦人科診察を積極的に依頼する ④膣炎や外陰部の炎症でも類似の症状となる ⑤この場合にはあいてはトリコモナスやカンジダなど。 ⑥膣炎だけであれば尿中WBC増加がない ⇒膀胱炎疑いで尿中WBC少ないとき ⇒膣炎・BVの可能性を考慮 ⑦膣炎では頻尿は乏しく排尿時痛も排尿後半から排尿後の 外陰部の痛みに集中する傾向。 ⑧膣分泌物の増加・異常を認める これも感度はどうなのか?? ●尿定量培養のカットオフ ①10~5のカットオフは有名であるが ②状況によってはもっと少ない菌量でも診断根拠として良い。 ③女性の典型的膀胱炎では尿培10~2程度の量でもそれらしい菌なら有意と考えてよい。 ④腎盂腎炎でも10~5に満たないことも。 ⑤カテーテルUTIでは10~2でも有意なことも ⑥つまり、臨床状況と、UTIを起こしうる菌が出てきているかによる総合判断をするべきである。 =UTI 03 尿サンプル採取・診断 ●UTIの診断において尿の検体を採取して塗沫・沈渣・培養に提出することは重要である。当たり前。 しかし、どう採取して結果をどう判断するかはいろいろ難しい点があり困難である。勉強する必要有り ●UpToDateにreviewあり。 ●そもそも尿や痰の培養で10^5とか量が出る(定量培養)のしくみが よくわからない。まさか数えてるわけじゃないだろうに?? ⇒希釈系列を作って培養。1/10^5に希釈した検体からも培養されたという意味。 ●尿検体の採取法 ●培養陽性の定義 ①一般的には10^5以上を陽性とする ②しかしすべての状況でそうとは言えず。 ③グラム染色では遠心せず1,000培検鏡で1個/視野いれば10^5CFU/mLにおよそ相当。 ●膿尿(pyuria)の定義 定量培養のカットオフがある程度示されているのは UTIにおける尿培養やカテーテル先端の培養くらいであり その他の培養(喀痰・咽頭など)では定量培養の意義は少ない?? =UTI 04 急性腎盂腎炎 ●女性の急性腎盂腎炎 ●症状 ①膀胱炎様の症状 ②高熱・側腹部痛・腰背部痛 ③悪心・嘔吐・腹痛など 消化器症状が前面に出ることがある ●腎盂腎炎のCT ①腎盂腎炎の診断にはCTは通常 必要ないが、 ②CE-CTにて局所的なLDAが 見られうる。 ③好中球の浸潤や組織浮腫による 虚血のためと考えられる。 ④膿瘍形成がなくても2-3ヶ月 LDAが持続することがある。 ⑤血流減少を反映して ネフログラムでも血流低下が 証明されるが、診断的意義は 乏しく、不要である。 ●女性の通常の 腎盂腎炎でCTなど画像評価を するべき時は・・ ①適切な抗生剤治療で 72時間たっても解熱しないとき ②Renal colicがあったり 単純腹部XPにて尿路の結石が 疑われる時 ③緑膿菌など通常でない起炎菌が 同定された時 ④抗生剤治療終了後、 同じ菌による再発がすぐおきた時 解剖学的異常や膿瘍形成・ 急性細菌性腎炎・ 気腫性腎盂腎炎など 重症型をチェックするために CT評価を行う。 =UTI 05 複雑性尿路感染症 ●Complicated UTIとは 尿路の解剖学的・機能的異常、 代謝性の問題、耐性菌の問題が からんだUTIのことである。 ①尿路狭窄・閉塞 ②排尿障害・残尿 ③カテーテル留置中 ④DM・肝障害・腎障害など ●このクラスのUTIでは正確な病態の 究明と強力な治療が要求される。 ①病態が解明するまで Emperic therapyは最大限強力に 行う。中途半端はNO! ②治療に抵抗性だったり 再発性だったりしたときには 以下のことを確認する。 本当はUTIは改善していないか? つまり尿中のWBCや細菌は減少して 発熱やWBC↑は他に原因がないか? 培養で出た菌は単なる Colonizationでは? (カンジダ・MSSA・腸球菌が 出た時など) ●診断/治療について このクラスのUTIでは起炎菌も 幅が広く、感受性もまちまちであり 培養結果及びLocal factorに 基づいて診断・治療を行う。 GNR以外にMSSA、腸球菌、 嫌気性菌も原因になりうる。 ●MSSA/MRSAが出たとき 尿道カテーテルが入ってない患者で 尿からブドウ球菌が検出された時は 全身状態が悪ければMSSAによる 敗血症を考えて除外する必要あり。 尿にだけ出ており全身状態よければ 単なる抗生剤による菌交代現象の 表現であることが多く放置してよい ●腸球菌が出たとき カテーテルが入っていない患者では ほとんどの場合菌交代現象による。 重症DM、悪性腫瘍、顆粒球減少+ 腸球菌の敗血症といった状況以外 尿道カテなしでは腸球菌が真の 起炎菌であることは少ない。 グラム染色の菌量をみて判断を。 ●カテーテル関連UTIについて ①予防に有効とされているもの 挿入時清潔操作 閉鎖回路の維持 不要になったらすぐ抜去 コンドームカテーテルの使用 ②予防に有効か議論のあるもの カテーテルと蓄尿バックを あらかじめ結合させておく 蓄尿バック内に防腐剤 抗菌金属のカテーテル使用 特殊例(臟噐移植など)の抗生剤 投与 蓄尿バックを患者の身体よりも 低いところに置く。 ③予防に無効とされているもの 無症候性細菌尿に対する抗生剤 滅菌水や抗菌薬による膀胱洗浄 カテーテルの定期交換 尿道口の定期的消毒 長期間の抗生剤予防投与 ●カンジダ尿について ●腸球菌のUTI治療 =UTI 06 無症候性細菌尿 ●基本的に無症候性細菌尿 (asymptomatic bacteriuria)は 治療しない。 ●例外的に治療対象となるのは ①妊婦 ②小児(先天奇形に関するもの) ③泌尿器関連の術前予防として これらの場合では 症状がなくても尿中の細菌を スクリーニングして、陽性なら 治療する必要がある。 ●単なる高齢者の 無症候性細菌尿は治療しない。 重要。 ●妊娠に伴う無症候性細菌尿は 放置するとほぼ全例で症候性 尿路感染症に進展するので 全例治療する。 治療目標は妊娠全経過を通して 尿培養陰性に保つことである。 妊娠第1/3半期ではルーチンで 尿検査を行い、細菌尿は 治療する。 腎盂腎炎や低体重児のリスクが 減少するらしい。 ●DM患者の無症候性細菌尿は 治療すべきという意見もあったが NEJMのスタディでは DM女性の無症候性細菌尿を 治療しても腎盂腎炎などの リスクがプラセボと差がなかった。 NEJM. 2002;347 1576-1583。 ●好中球減少症での 無症候性細菌尿は? =UTI 07 小児のUTI ●小児のUTIは特殊であり 成人と別に取り扱う。青木先生の 本では取り扱っていない。 ●小児UTIの特徴 ①新生児・乳児ではUTIの症状が 出にくい。発熱のみが唯一の症状と なりうる。 ②乳児期には男児に多く、それ以後は 女児に多くなる。 ③UTI患児の30-50%が何らかの 尿路奇形を有しているとされる。 つまりComplicated UTIの割合が 高い。奇形の半数はVURである。 ④急性期治療の後、抗菌薬投与や 外科的治療による再発予防を 検討する必要がある。 ⑤早期診断と適切な管理がされないと 逆流性腎症⇒慢性腎不全に至ること がある。 ●したがって、小児のUTIにおいて 尿路系の検査は必須事項である。 ①全例にAbdUS施行 ②上部UTIの患児にはVCG ③場合によっては腎シンチ・MRI ④腎瘢痕の有無の検索? ⑤小児外科医と連携し手術適応の検討 =UTI 08 特殊な尿路感染症 ●まず、男の尿路感染症では 全例にWorkUpが必要。男がUTI を起こすというのは 何かがおかしい。 まずは直腸診による前立腺の 評価。前立腺炎のチェック。 ●若い男性の膀胱炎 ①50歳以下の男性の膀胱炎は非常に 稀であり、同性愛者でないかぎり 何らかの解剖学的異常 (包茎・前立腺肥大・前立腺炎) もしくは 免疫学的異常(HIVでCD4が200以下 などを疑う。 ②尿路感染を起こしやすいタイプの 大腸菌(Uropathogenic E.coli)は 性交渉相手の女性の膣に定着し 男性の膀胱炎の原因になりうる。 ③男性の膀胱炎、尿道炎では必ず 起炎菌の同定につとめ、通常の GNR(膀胱炎の起炎菌)や淋菌、 クラミジア(尿道炎の原因)Iに 対する治療が奏効しない場合には 上記の危険因子について再検討し 必要に応じて解剖学的検討を行う。 ④治療はST合剤+DOXYもしくは シプロ+DOXY? ●慢性腎盂腎炎 ①通常は、慢性と思っていても 急性-亜急性の腎盂腎炎が 再発していることが多い。 ②男性では圧倒的に前立腺炎が 再発の原因である。治療可能な 原因を探すために最低限USと 可能ならIVPを施行する。 ③アルコール中毒、DMなど末梢神経 障害により実際より控えめに 症状・所見が表現されるが 通常の急性腎盂腎炎と同様だと 考える専門家もいるらしい。 ④感染が繰り返されると慢性の 間質性腎炎となり非対称性の 腎瘢痕化を生じる。臨床的には 尿の濃縮力低下が著名である。 ※高血圧性腎症、慢性腎炎では 対称性に腎の萎縮を認める。 =UTI 09 泌尿器関連感染 ●厳密にはUTIとは違うが その他の泌尿器科関連感染症に ついて NIHが分類をしている ①急性細菌性前立腺炎 ●慢性細菌性前立腺炎 ●非細菌性前立腺炎 ●前立腺痛 ●副睾丸炎 =UTI 10 腎膿瘍・腎周囲膿瘍 ●腎膿瘍・腎周囲膿瘍のポイント ①腎膿瘍は症状がinsidousである。 ②GNR(腸内細菌)の他に S.aureusによる菌血症の部分症状と してあらわれることあり ③腎盂腎炎の診断にて治療開始後 48-72時間しても解熱しないとき には膿瘍の合併を疑うこと。 ④1/3の症例では膿瘍が尿排泄路と 交通しておらず検尿・尿培養が 正常となる。 ⑤尿道カテや泌尿器的手技と 関連しない患者で尿培から S.aureus検出したときには 菌血症を疑うことは一般的常識。 ⑥infected cystでは通常尿培は 陰性である。 ⑦腎膿瘍だけであれば抗生剤投与 のみで治療できることが多い。 ⑧逆に腎周囲膿瘍であれば基本的には ドレナージやOpeなど 外科的Approachが必要である。 致命率も高い。重症疾患。 ⑨腎膿瘍に対しては6-8Weekの長期 抗生剤投与が必要。OFFしてからも 再発モニター必要。 ⑩Emperic therapyとしては当然 GNRとS.aureusをカバーする。 CTX/PIPC/TMP-SMX/AG/AZT CEZ/VCM ●治療期間? =UTI 11 感染性結石 ●尿路感染症に伴い 二次的に尿路結石を伴うことあり。 感染結石という。 ●ウレアーゼ産生菌による 感染が主な原因でウレアーゼにより 尿素が分解されてアンモニアが生じ 尿がアルカリ化されて リン酸Mg-アンモニア(MAP)結石が 生じる。尿pHは7.5以上となり アンモニアの排泄も増加する。 ●MAP結石はレントゲンでうつる。 層状構造をとり、放置すると急速に 増大してサンゴ状結石となる。 ●ウレアーゼ産生菌としては ①Proteus が最多 ②Klebsiella ③Staphylococcusのこともあり。 ●結石を排除しないと感染が コントロールつきにくいことが多く ESWLやPNL/TULを用いて 排石を考慮。(Uro科Consult) ※ESWL=Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy体外衝撃波砕石術 PNL=Percutaneous Nephroureter Lithotripsy経皮的腎尿管砕石術 TUL=Transurethral Uretero Lithotripsy経尿道的尿管砕石術 =UTI 12 NIT ●Nitrite test(NIT) ●尿中の亜硝酸塩を検出する。 E.coliなどの腸内細菌が 尿中の亜硝酸を還元することで 亜硝酸塩が生じる。 ●細菌尿に対して特異性は高く 90%以上であるがすべての細菌が 亜硝酸を還元するわけではなく 感度としては30-80%程度と不十分 ※無症候性細菌尿・汚染菌と 真の起炎菌をNITで区別できるかに ついては記載がない。 やはり尿中WBC及びU/Sを併用して また臨床状況をかんがみて判断を する必要があるだろう。NIT陽性は ある種の細菌がいることを示すのみ 炎症すなわち 尿路感染症があることの 根拠にはならないのでは。 =UTI 13 急性細菌性腎炎 ●UpToDate12.2と生坂本より ●腎盂腎炎と腎膿瘍の あいのこのような存在? Acute focal bacterial nephritis 急性巣状細菌性腎炎 ●通常の腎盂腎炎に比して 発熱が遷延し抗生剤になかなか 反応しない。CTやUSにて 明らかな膿瘍形成ではないが びまん性もしくは局所性の Mass-like lesionを示す。 ●腎盂の感染ではなく 腎の皮髄境界部の重症型急性感染 糖尿病やVURなどの尿路異常を もつ患者に起こりやすいらしい。 ●感染経路は上行性感染が多い。 ●腫瘤性病変を呈するため 腎腫瘍との鑑別が問題となる。 被膜や内部の液化所見がないことで 腎膿瘍とは一応区別されるよう。 ※ただし臨床的にどう違うのかは いまいちよく分からない。 ●通常は充分量の抗生剤の 長期投与で反応するが膿瘍形成に 進行したり、外科的処置が 必要となることもある。 =UTI 14 腎移植後のUTI ●かなり特殊な領域だが 多少知っておいて損はない ●「移植後の感染症」だけで 1冊の本があるくらいのトピック ●概要 ①腎移植後の感染症では 最多のもの。 ②移植後早期(数ヶ月以内)に 多い。 ③起炎菌が一般UTIとやや異なる。 ④治療に関しては一般UTIとほぼ同じ ⑤予防投与によって減少させられる ●リスク因子 ①尿管カテーテル ②手術中の腎臓・尿管外傷 ③自腎・移植腎における解剖学的異常 (VURや結石・ステント留置など) ④神経因性膀胱(とりわけDM患者) ⑤拒絶反応・免疫抑制剤 ●起炎菌 ①通常の腸内細菌GNRに加えて ②Enterococcus spp.の頻度が 高いのが特徴 ③Corynebacterium urealyticum (以前のCorynebacterium groupD2) という変わった菌が原因に なることが報告されている。 分離・同定しにくく、 通常のOral therapyには 耐性であるので知っておく 必要がある。 ●UTIのタイミング ①腎移植後UTIの罹患率は 移植後の時期による ②院内発症例の方が重篤になりやすく 10%に菌血症・90%に 移植腎感染を起こす ③移植腎の機能不全や 急性の拒絶反応を誘発しうる。 ●臨床症状 ①Early UTIの症状は様々である。 ②無症状の例から ③発熱・悪寒戦慄・移植腎痛 ・圧痛まで ④ ●移植後3-6ヶ月以降に起こるUTIは 通常のUTIと臨床的にはほとんど 区別ができない。earlyUTIよりも 予後は良好であると考えられてきた ●が、あるCohort研究ではLateUTIも それほど安全ではなく致死率を あげる報告がある. Am J Kidney Dis2004;44 353 =UTI 15 気腫性腎盂腎炎 UpToDate14.2の記述より ●Emphysematous pyelonephritis ①ガス産生性・壊死性の腎組織および 腎周囲組織の感染である。 ②90%以上が糖尿病の患者である。 女性の方が数倍多い (UTIそのものが女性に 多いからだけなのか ③気腫性腎盂炎 (emphysematous pyelitis) 気腫性膀胱炎 (emphysemaouts cystitis)が 続発・もしくは腎盂腎炎を 伴わずに起こることもありうる。 やはり糖尿病の患者が大部分を 占める。 ④腎盂炎とはあまりイメージできない 疾患であるが gas in the renal pelvis と記載あり ⑤これらの疾患でのガス形成の 機序ははっきり分かっていない。 ⑥起炎菌のガス産生だけでは 説明がつかないらしい ●臨床症状 ①重症腎盂腎炎と通常区別がつかない ②発症は突然のことも 2-3週間かけて徐々にのことも。 ③発熱・悪寒・側腹部痛・腹痛・ 悪心嘔吐などが大部分にみられる ④膿尿・BUNやCrの上昇・WBC増多 高血糖など ⑤気腫性膀胱炎では頻尿・排尿痛 腹痛の他に 気尿症(pneumaturia)が見られる。 排尿時にガスが出てくる? ●台湾での報告では (Arch intern med2000;160 797) ①96%が糖尿病 ②女性が6倍 ③平均年齢60歳(37-83歳) ④菌血症が54% ⑤血培からの検出菌のすべてが 尿培もしくは腎臓からの膿から検出 ⑥E.coliが最多(69%) K.pneumoniae(29%) ⇒ほとんどすべてということか? 混合感染? ●診断 ①通常単純XPにて腎周囲のガス ②単純XPにて腎実質もしくは周囲に 85%でガス描出をみる ③XPにてガスを認める場合には CTにてその広がりや閉塞機転の チェックを行うべき ④その他は通常のUTIの診断評価と 同様に行えばよさそうか? ●治療 ①以前は腎摘出術もしくは開腹ドレナージに抗菌薬投与を 加える治療が通常であった. ②前出の台湾での報告では CT所見にてGas-forming UTIを 4つのClassに分けて治療戦略を 立てることを提案している ************************* ・Class1 ガスが集合システム内のみ(腎盂炎のみ) ・Class2 ガスが腎実質内のみで外部へ波及していない Class3A ガスもしくは膿瘍が腎周囲(perinephric)へ波及 ・Class3B ガスもしくは膿瘍がPararenalへ波及 Class4 両側性(もしくは片腎患者の)気腫性腎盂腎炎 ******************** ①Class1-2の患者では 経皮ドレナージと抗菌薬で 十分である ②Class3A/3Bであって 臓器不全を伴わないときには 最初の治療は経皮ドレナージと 抗菌薬で開始 ③Class3A/3Bかつ臓器不全を 伴うときには 抗菌薬投与に加えて速やかに 腎摘出術を行う ④Class4では両側の経皮的ドレナージ を行う ⑤どのケースでも経皮ドレナージで 改善しない、 うまくドレナージできない時には 腎摘出術を行う ●予後(同文献より) ①致死率は18.8%(9of 48)であった ②年齢・性別・血糖は予後に 影響しなかった ③当たり前だが診断時に 臓器不全の兆候 (ショック・DIC・腎不全など)を 認めた患者で予後が不良 ●疑問点 ①混合感染・嫌気性菌の関与は? ②閉塞機序がなくても起こるのか? 閉塞機序のあるなしと gas-forming UTIの関連や頻度は? ③抗菌薬は好気性GNRだけで よいのか? カルバペネムなど最初から 投与するべきか? =UTI 16 ADPKDのUTI ●腎不全と感染症の 項目にもあり。 ●腎嚢胞への感染症は またひとつのトピックである。 =UTI 17 DMとUTI UpToDate14.2より ●糖尿病患者では ①無症候性細菌尿 ②症候性の膀胱炎 ③急性腎盂腎炎 ④気腫性腎盂腎炎 ⇒別項目あり ⑤乳頭壊死(Papillary necrosis) ⑥カンジダ性UTI ⑦腎周囲膿瘍 すべて、non-DM patientより 頻度が高い ●DM患者の単純性UTIでは 起炎菌は非DM患者とほぼ等しいが ①K.pneumoniae ②GroupB streptococcus ③C.albicans の検出頻度が高い傾向にある ●DM患者の無症候性細菌尿 (別項目あり) ●カンジダ性UTI(Candidal UTI) ①Candida spp.は無症候性に 下部尿路に定着しうるが ②時にCandida性の 症候性UTIもありうる 膀胱炎・腎盂腎炎・腎周囲膿瘍 全身感染症 ③定着なのか、 本当にCandida性UTIなのか 臨床像などからきちんと鑑別する 必要がある。 ⇒真菌性UTIについてはまた別で まとめる・・・ 項目は無限にあるなぁ・・・ =UTI 18 XGPN ●Xanthogranulomatous pyelonephritis 「黄色肉芽腫性腎盂腎炎」
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/11492.html
感染症 ● 感染症法における分類一覧(令和3年3月3日改正)pdf + 分類表 絶対におかしいって ただの風邪を5類にしたら、医療費爆上がりだし、学校や会社を強制的に休まなきゃならなくなるし、生活の制限も受ける この大臣、金儲けのためならなんでもやる気だ 旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへ 武見厚労相が明言 | 楊井人文のニュースの読み方 https //t.co/ajbqP739hy — 考察系X白犬 (@shiroinuproject) July 27, 2024 ■ 旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへ 武見厚労相が明言 「楊井人文のニュースの読み方(2024.07.26)」より / 従来、感染症法上は位置付けがなく、監視の対象ではなかった風邪のコロナウイルスによる感染症も「5類」に位置付ける方針であることを武見厚労大臣が明らかにした。それはどういうことを意味するか解説した。 (※ 中略) / 従来の「風邪コロナウイルス」は感染症法で指定されておらず、監視対象となっていませんでした。「風邪」を「無類」から「5類」に格上げするのはなぜなのか、それはどういうことを意味するか、解説します。 (※ 詳細はサイト記事で) 注:※新5類 もうご存知かもしれませんが、急性呼吸器感染症を五類に指定する動きが本格化しています。しかも、五類の中でも特別な一部の感染症しか指定されていない「特定感染症予防指針を作成する感染症」に「新型コロナ」と「急性呼吸器感染症」を指定しようとしています。 続く — 松見さちこ (@nemurihimemama) July 19, 2024 松見さちこ@nemurihimemama 厚労省医系技官に問い合わせたところ、急性呼吸器感染症の定義は正式には決まってはいないが、 現在の想定は感染症部会の資料のとおり,すなわち「上気道炎及び下気道炎を呈し、国内で発生がみられる疾患」、 いわゆる「風邪」をすべて含む。とのことです。続く 松見さちこ@nemurihimemama 正式には今後の感染症部会の議論によるそうですが、すでに感染症部会では↑の想定で動いていますので、風邪も含めて五類に指定される可能性が高いです。 風邪を含めた呼吸器感染症をいちいちカウントして煽られたら、感染症対策社会から抜け出せません。 パブコメ〆切りは8/17です。 松見さちこ@nemurihimemama パブコメ〆切りは8/17です。 皆様、拡散していただけますよう、よろしくお願いいたします🙇♀️ 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見の募集についてhttps //t.co/aBUE90Rq7d#パブリックコメント — パブリックコメント(募集中)自動ポスト中 (@public_cm) July 13, 2024 ※ 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見の募集について - 案の公示日2024年7月12日 「G-GOV」より 全国保健所長会長「5類移行は遅かった。今の位置付けを続ければ死者増大」と指摘 コロナ対策の最前線の保健所長会は早くから2類相当の見直しを訴えていました。ちなみに各保健所の所長は医師です。現場の声を黙殺してきた分科会や政府の責任は重い。 https //t.co/SlPdSRRccC — 稲垣昭義 (@dream21ai) February 6, 2023 そうなのです、蔓延「防止」はできなかった、なので続ける必要などありません。 https //t.co/NIe0POwRlx — 雷電 (@niyoltsoh) January 27, 2023 えっ😨 5類への移行5月8日? もうアカン。最後のチャンスも活かせない💢 見ているのは広島サミットだけ。 情け無い内閣。総辞職せい💢 はっきり言う。役立たず自公政権💢 pic.twitter.com/CyH0Tg1vth — 濱ちゃん🤣 (@1WERvFmbot81XlO) January 26, 2023 偽医療従事者のボーナスタイム終了(^^) 残念ですね(^^) 5類になると受診出来る医療機関が増えます。従来通り3割自己負担になればしょうもない事で受診する人が減ります。 何をもって医療逼迫しやすくなるのですか?その根拠をどうぞ(^^) 偽医療従事者の意見が知りたいです(^^) — Yuki (@Yukiromsen) January 18, 2023 ■ コロナ「5類」今春移行へ、20日に閣僚協議 政府 「日本経済新聞(2023年1月19日 0 00 (2023年1月19日 6 16更新) [有料会員限定])」より / (※ 下記tweetは5類相当への変更に疑問を呈する意見。コメント・引用tweetに様々な反応がある。) というか、もう3年間言い続けてるけど、私達が泣き言で「ふえぇ…もう5類にでもなんでもしてくれや……」っていうならまだ意味が通るけど、一般市民が5類にしろ!やったぜ5類化!って言ってるのを見ると「マジ!?一番困るのは民なのだか!?!意味分かってる!?!?!」ってなる — かずくり (@kazu_clinica) January 18, 2023 .
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/1356.html
V型感染症 空と炎の凱歌 the Best of F COMMAND C-015 緑 1-4-1 U (敵軍配備フェイズ) 敵軍キャラ1枚のプレイを無効にし、持ち主の本国の上に移す。 対抗 出典 「マクロスF」 2008
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/2157.html
AD ウェストナイルウイルス感染症 備考 輸入感染症〈旅行者感染症〉
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1801.html
F 静脈洞感染症
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9793.html
公衆衛生 / 新型コロナウイルス感染症対策本部 / COVID-19 / 西浦博 / CEPI / 日本の感染症対策の総括 / 感染症対策医療のカルト化 / 感染症対策と人権 ーーー 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード + ニュースサーチ〔日本の感染対策〕 7/29~8/4(2024年第31週)報告定点147、罹患数1103、定点当り7.50(横浜市)【#新型コロナウイルス まとめ】横浜市・神奈川県・国からの最新情報 更新日時:8月12日9時45分更新 - ヨコハマ経済新聞 新型コロナワクチン 高齢者など対象の定期接種 10月めど開始へ | NHK - nhk.or.jp 新型コロナ感染者が大幅増 9週連続で増加 - 日テレNEWS 新型コロナ「第11波入り」 5週間で感染者3倍 「流行意識した対策が大事」と専門家、でも「屋外では無理してマスク着けなくてもいい」 鹿児島県内 (南日本新聞) - Yahoo!ニュース 新型コロナ「第11波入り」 5週間で感染者3倍 「流行意識した対策が大事」と専門家、でも「屋外では無理してマスク着けなくてもいい」 鹿児島県内(南日本新聞) - Yahoo!ニュース コロナ死者、昨年までに国内で10万人超 新規感染者数は4週連続増 - 朝日新聞デジタル 新型コロナ死者、累計10万人超に…男性5万7222人・女性4万8728人 - 読売新聞オンライン この夏流行?新型コロナウイルスの変異ウイルス「FLiRT」がアメリカで広がっている(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース 日本医師会シンポジウム採録 新たな感染症に立ち向かうために 〜新型コロナの教訓を踏まえて - 朝日新聞デジタル 北朝鮮 “日本で感染力あるはしかや『悪性伝染病』拡散” 報道 - nhk.or.jp 米CDCが日本に事務所新設、感染症に素早く対応 米国外6カ所目 - 朝日新聞デジタル コロナ 相次ぐ変異株に今後の流行は 感染と後遺症の対策どうなる? - nhk.or.jp 新型コロナ 国内で初確認から4年 感染と後遺症への対策が課題 - nhk.or.jp コロナ変異ウイルスJN.1とは 日本 アメリカで急増 感染者数への影響は - nhk.or.jp 新型コロナ感染状況 “緩やかな増加 引き続き対策徹底を” - nhk.or.jp 「集団免疫」が期待できないコロナ、5年目以降の対策はどうすべきか | カラダご医見番 - ダイヤモンド・オンライン 私たちはなぜやりすぎてしまったのか コロナ禍で痛んだ社会、一因は - 朝日新聞デジタル コロナ 新変異ウイルス「JN.1」検出急増 年末年始に感染対策を - nhk.or.jp 中国でコロナ新変異型 「JN・1」が増加傾向 - 日本経済新聞 「溶連菌感染症」の一種 都が初の警報発表 “感染対策を” - nhk.or.jp コロナ 新タイプmRNAワクチン「レプリコンワクチン」国内承認 - nhk.or.jp 「日本のコロナ史」を総括する ~5類移行後の答え合わせ:世界を「数字」で回してみよう(70)番外編(1/11 ページ) - EE Times Japan \マスク、いつから着けた?/ 感染対策の開始時期はニュースソースと関連する - 大阪大学 ResOU 今年の冬に警戒したい感染症の動向 - 日本教育新聞社 感染症対応の司令塔「統括庁」9月1日発足 危機管理監に栗生氏、対策会議も一新 - Science Portal(科学技術振興機構) コロナ禍における欧州の医療の実態 - med.or.jp 厚労省、国産コロナワクチンを初承認へ 第一三共製の従来株対応型 - Science Portal(科学技術振興機構) 「日本版CDC」設置法成立 感染症研究と臨床の融合 コロナ教訓 - 朝日新聞デジタル 新型コロナ収束後に残された課題 - 株式会社ニッセイ基礎研究所 「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」へ - 大和総研 アフターコロナの中で、どこまで回復したか -旅行・観光-|その他の研究・分析レポート - 経済産業省 「興行における新型コロナウイルス感染症対策ポリシー」の廃止のお知らせ - njpw.co.jp 「5類」移行 尾身会長 「コロナが終わったわけではない」 - nhk.or.jp 約20種類の感染症 感染者数の推移・全国比較 最新ニュース - NHK - nhk.or.jp 新型コロナ 感染者数の発表 5類移行でどう変わる? - nhk.or.jp 新型コロナ 5月8日「5類」移行でどうなる? 【最新情報まとめ】 - nhk.or.jp “コロナ「第9波」第8波を超える可能性も” 感染者数の見通しは - nhk.or.jp 日本へ帰国・入国される方への案内(新型コロナウイルス感染症に関する水際対策措置等) | 在マレーシア日本国大使館 - Embassy of Japan in Malaysia コロナ5類移行後の療養期間 “発症翌日から5日間推奨” 厚労省 - nhk.or.jp 日本でも4割の人がすでにコロナに感染 抗体調査から分かることは?国内でもコロナは広がりにくくなる? - Yahoo!ニュース 新型コロナが身体活動に及ぼした影響とは? - スポーツ庁Web広報マガジン 新型コロナが5月に「5類」に移行 5類って? 何が変わるの? - 朝日新聞デジタル 【バックナンバー】新型コロナ感染者数 日本が「世界最多」の波紋 - 読売新聞オンライン コロナ5類、5月8日移行を決定 イベント上限撤廃は先行 - 日本経済新聞 新型コロナ対策 マスクは?ワクチンは? 米ファウチ博士に聞く - nhk.or.jp 【詳しく】新型コロナ感染確認から3年 どうだった?どうなる? - nhk.or.jp 新型コロナの累計死者は6万人、感染者は3000万人超 4年目を迎えても収束の見通し立たず - Science Portal(科学技術振興機構) 新型コロナウイルス 1か月余りで死者1万人超 その背景は|NHK - nhk.or.jp 日本が再び世界最多の新型コロナ感染者数に マスクに感染予防効果はあるのか?(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース 勇者か異端か 「コロナワクチン接種中止」へ声上げた550人の医師 - 日経ビジネスオンライン 日本人がコロナに延々翻弄され続ける残念な理由 今回の感染症法改正はまるで芯を食っていない - 東洋経済オンライン 日本のコロナ対策は正しかった?緊急事態宣言にワクチン、GoTo…高橋泰教授が全総括 - ダイヤモンド・オンライン 日本のコロナ対策が迷走ばかりで的を射ない原因 感染症法にとらわれる非科学で非謙虚な政策の数々 - 東洋経済オンライン 新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和4年8月28日版) - 厚生労働省 マスクを着けている人が多い日本の新型コロナ感染者数が世界最多なのはなぜ?その2 ハイブリッド免疫とは - Yahoo!ニュース マスクを着けている人が多い日本の新型コロナ感染者数が、世界最多なのはなぜ?(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース 新型コロナは空気で感染 日本が世界に遅れた理由 - 毎日新聞 新型コロナ 日本の「感染経験者」は国の調査結果よりずっと多い? - 毎日新聞 世界の新型コロナウイルス変異株流行状況 ( データの更新:8月6日 ) - 東京都 日本人の多くは風邪を記憶した免疫細胞が新型コロナも攻撃、「ファクターX」の可能性 理研が発見 - Science Portal(科学技術振興機構) あなたの「コロナ予算」かかった費用77兆円の使い道をデータで検証 - NHK - nhk.or.jp 適切な感染症対策は、健康寿命を延ばすカギ - 朝日新聞デジタル 「飲み薬」の開発・承認・供給は 新型コロナウイルス|NHK - nhk.or.jp (1)新型コロナウイルス感染症流行によるGDPの低下 - 総務省 新型コロナウイルス感染症流行・2021年6~7月の主な動き - nippon.com 日本のコロナ対策は何が失敗だったのか? - 日経ビジネスオンライン コロナの発生状況の国際比較:何が差をもたらしているのか? 富士通総研 - Fujitsu 新型コロナワクチンについて(2021年8月5日現在) - 厚生労働省-戸山研究庁舎 新型コロナ感染者が少ない日本に医療崩壊が迫る理由 - 日本経済研究センター 新型コロナについての法的対策の変遷-感染症法と特措法の改正と運営 - 株式会社ニッセイ基礎研究所 中国のコロナ対策 カギを握る徹底した監視と水際対策 - nhk.or.jp 見直される「人間の安全保障」ーー新型コロナウイルス感染症をめぐる日本の貢献策を考える - 笹川平和財団 日本のコロナ対策はいつ何を間違えたのか?【3度目の緊急事態宣言】 - Business Insider Japan 第1波~第7波 感染者数グラフ (全期間を1画面表示) - nhk.or.jp 新型コロナウイルス感染症による輸出の変化と日本経済へのインパクト|その他の研究・分析レポート - 経済産業省 留学生から見た、日本のコロナ対策 - 一橋大学 新型コロナワクチン、特例承認に求められる事後検証 - 日本経済研究センター 日本国内のワクチン接種状況 オミクロン株対応ワクチンの接種率|NHK - nhk.or.jp 新型コロナ感染症、病床ひっ迫の本質的理由 - 日本経済研究センター 2021年のコロナ対策はどうなる?日本感染症学会理事長に聞いた - ダイヤモンド・オンライン 国際協力ポータル - 厚生労働省-戸山研究庁舎 新型コロナウイルス感染症流行・7月の主な動き - nippon.com 新型コロナ関連の貿易措置がもたらした教訓 - ジェトロ(日本貿易振興機構) 1 新型コロナウイルス感染症の収束後の社会に向けて - 総務省 新型コロナとインフルの両方の検査を推奨 感染症学会が今冬の同時流行を予想 - Science Portal(科学技術振興機構) 感染症に欠かせない国際協調 日本が果たすべき役割は? - 朝日新聞デジタル 【解説】 なぜ日本では新型コロナウイルスの死者が不思議なほど少ないのか - BBC.com 動画報告:日本のコロナ対策は成功か?第二波にどう備えるのか?(舘田一博・東邦大教授/日本感染症学会理事長) - フォーリン・プレスセンター 恐れるべきはウイルスで人ではない。社会をむしばむ「コロナ差別」をなくすためには - 日本財団 新型コロナウイルス対策医療系議員団本部 活動報告(5)日本感染症学会のウエブサイトで医療系議員団本部の学術活動が紹介されました | 政策 | ニュース - 自由民主党 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援 - 日本財団 コロナ対策「日本だけ遅い」批判が軽率な理由 「意思決定の遅い組織」が正解を掴む時もある - 東洋経済オンライン 「新型コロナ 国内感染者数」ニュース一覧 - nhk.or.jp 新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染者マップ・「定点把握」の感染状況データ|NHK特設サイト - nhk.or.jp 新型コロナウイルス 国内感染の状況 - 東洋経済オンライン 特設サイト 新型コロナウイルス 政府の対応や基本方針は|NHK - nhk.or.jp 新型肺炎 日本人で初の感染確認 国内感染か 武漢滞在歴なし - nhk.or.jp ●感染症の脅威とODAによる対策 - Ministry of Foreign Affairs of Japan ● 日本の感染対策〔ノイズレスサーチ〕 ● 日本の感染対策〔blog Google検索〕 ● 日本の感染対策〔Bing検索〕 ● 新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針〔厚労省〕 ● 新型コロナウイルス感染症対策〔内閣官房〕 ■ 新型コロナウイルス感染症について 「厚労省」より ▲ 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第101回~) ▲ 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第81回~) ■ 新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令等の一部改正について(案) 「厚労省」より (※mono....下記図表以外にも重要な図表あり。) / + 感染症法に基づく主な措置の概要【図表】 感染症法に基づく主な措置の概要(政令による準用の有無) ※ 感染症法44条に基づき政令が定められ、適応することとされた場合に限り、適応される。 黄色:指定時に適応(2020.2.1に施行) 橙:改正時に適応(2020.2.14施行) 桃:今回新たに適応 ■ ヤバイ改訂案にパブコメを! 「みのり先生の診察室(2024-04-27)」より / (※ 本文略、詳細はサイト記事で) 昨日公表の「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改定案、懸念どおり問題が極めて大きい。追って詳しく記事化するが、一言でいえば「封じ込め」ありきで「歯止め」がない。政府と専門家に広大な裁量を与え、社会の空気感にあわせて長期間の行動制限を可能とする内容。5/7までのパブコメを経て閣議… https //t.co/ya5gQUiShU — 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) April 25, 2024 総括もなくトンズラ。これがこの国、特に医科のやり方です。 https //t.co/cEl2XXfpk5 — 清家純一 (@JunichiSeike) March 15, 2024 アドバイザリーボード、解散だそうです。 陽性率捏造は忘れません。 集計し直したら、未接種者ばかりがコロナ陽性になっているというのは誤りだったと判明した。 コロナ助言機関、3月末で廃止…感染状況改善受け「使命を終えた」(読売新聞オンライン)#Yahooニュースhttps //t.co/wVhLIGBGms pic.twitter.com/RFOxe8jwd6 — 藤江@日本人、謎の大量死※コロナでは説明できない (@JINKOUZOUKA_jp) March 15, 2024 この間某ホテルビュッフェに行った時、従業員の方に「この手袋っていつまで必要ですかね?」と聞いたら「いや我々も正直止めたいんですよ…でもガイドラインが変わらないと止められないんです」と。 店側も苦悩してる。経費もかかるし嫌な顔もされるし誰得でもない手間に。 — 🪀まみまみん🪀 (@sweetmamin) September 9, 2022 Yahooのアンケート、5類に下げるべき圧倒的優勢👏👏👏 皆さんも投票よろしくです‼️ 2ページ目に記事とリンクを貼っておきます。 そろそろコロナの出口が見えてきた。 分科会で議論されるくらいなので。 早まるか遅くなるかは世間次第だと思う。 周知活動を頑張ろう‼️ pic.twitter.com/Hh3si8msXN — blue (@eternal_blue_p) February 11, 2022 【116】GDP比に対する、コロナ対策費の占める割合のグラフを見つけた。日本…ダントツやんけ… 何を考えているんだ… pic.twitter.com/F94CGvO1bc — 中佐【高校・大学の対面教育を死守しよう】 (@DpNuLvv41otrRuy) May 16, 2021 コロナに関係なく元々やる予定だったものを纏めて名目上コロナ対策として盛り込んだから、見かけだけは膨大に膨れ上がった衣ばかりのエビ天だと何度も指摘されております。真水で幾ら上積みされたのかで考えましょう。 pic.twitter.com/8eHrkFRmHw — killer4beat (@llowpur) May 17, 2021 首相、若い世代向けに「テレビCMなど広報を強化」https //t.co/bCW8HKReIk — 産経ニュース (@Sankei_news) March 5, 2021 ありえる話だと思います。 目先の事しか考えなかったしっぺ返しが必ずやってきますよ。 https //t.co/ccFaSlrChX — Dr【内科医】 (@Drfm11) February 27, 2021 ■ この記事はいい記事だ。朝日から全部パクる。怒られたら削除する(苦笑) 「二階堂ドットコム(2020/11/30 13 04 )」より (※mono....これは朝日新聞の掲載された記事らしい。私は見ていないので分からない。) / 新型コロナウイルスへの対応をめぐり、「専門家」のあり方が問われている。「正しく恐れる」ために欠かせない情報をきちんと示さず、社会や経済の混乱につながっているという。どういうことなのか。国立感染症研究所(感染研)や米疾病対策センター(CDC)などで研究してきたウイルス学者、西村秀一さんに聞いた。 (※mono....とても長い記事です。詳細はサイト記事で) 魚拓 日本が最高‼️‼️ #クロス #あさイチ #エール #スッキリ #ノンストップ #モーニングショー #とくダネ #nhk #ntv #tbs #fujitv #tvasahi #読売 #朝日 #毎日 #産経 #日経 #東京 #報知 #東スポ #東京新聞@ISOKO_MOCHIZUKI https //t.co/WhNHGZtNwq pic.twitter.com/LGnY2mVF2Q — 日本を愛する日本国民(フォローRT歓迎) (@ashitaninareba7) August 13, 2020 ■ インフルよりも結核よりも死なないのに菅はあほだな 「二階堂ドットコム(2020/07/01 19 18)」より / 菅も怪しいからないろいろと。 死人も出ないし、半分はシナ虫みたいな外人だし。それ隠してるのは今井の指示だろ。シナ虫止めなかったのも今井。菅とまた近づいてシナが日本企業を安く買いたたけるように協力してるのか? それでなければ、ただの馬鹿だ。 実際、インフルよりも大したことないんだから。 ここまで来て、それをさも大事のように言うやつは、確実に怪しいか、頭が異常に悪いかのどちらかだ。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) 【集団免疫】 ■ 【死人に選挙権なし】米政府と裏交渉済み~公言できぬ日本政府の“自然淘汰”方針 「二階堂ドットコム(2020/05/04 18 13)」より / トランプ米大統領は経済活動再開を急ぐ方針。米国では感染者増加のピークは越えたとも言われているが、それでも毎日多数の感染者が判明し、死者も多数出ているのが現状。ピークアウトしたのは感染爆発したニューヨーク州やカリフォルニア州だけとも言われており、大統領方針に対して米国内でも賛否が分かれている。 トランプ大統領は早期の経済活動再開を明言し、一部反対派を除けば大多数の州政府も追随する方向だ。そんな中、米国経済とは切っても切れない深い関係を持つ日本はどのような方針で進むのだろうか? 「集団免疫」が最終目標だという内容のリークをお伝えした4/18付の記事でも取材した“官邸筋の然るべき人物”に改めて話を聞き、またまた人権派弁護士やリベラル派市民が聞けば卒倒するような極秘方針について当サイトは緊急独占取材を敢行した。 https //www.j-cia.com/archives/16149 ※mono....有料課金記事 COVID-19 Strategy The Japan Model https //t.co/CJHkdlzlui — The Diplomat (@Diplomat_APAC) April 26, 2020 https //t.co/xkXstGuYUz 例えばこの記事のグラフが見やすい。 その時点での感染者数が増大するなるべく早期で感染対策を打つことが感染拡大を抑止する唯一の方法だったんです。 — 🐽すまん寝@財務省廃止・財政再建阻止 (@sumannne) April 24, 2020 ーーーーー ■ 感染症についてSIRモデルから学んだこと 「独立行政法人経済産業研究所:関沢洋一上席研究員()」より (※mono....書き出し数行は略、以下は抜き引用仮付け) / 最近になって、SIRモデルという感染症のモデルを知った。とても興味深いので、私の理解を書き留めておくことにした。私は専門家ではないので、以下の話は批判的に読んでいただき、できれば専門家がもっと緻密で国民に分かりやすい解説をしていただくことを期待している。 SIRモデル / (※mono....以下考え方と数式の説明は略、詳細はサイト記事で) / 終わりに 以上のシミュレーションは新型感染症についてのものではない。新型感染症について季節性も念頭に置いた緻密なモデルも作られているので、英語と数学のできる人はそちらを見ていただいた方が良い[2, 3]。 一般論として、重い感染症(死亡率が高かったり重大な後遺症が残るもの)については経済活動などを犠牲にしても強力な感染予防対策を長期にわたって講じて予防ワクチンや効果的な治療法ができるのを待つ方が良さそうだ。その一方で、軽い感染症であれば、感染しないと免疫ができないのであれば、経済活動への負担を考慮して、ある程度感染を許容するという選択肢もありそうだ。 ーーーーー ※mono私見....このモデルはPCR検査への高い信頼度を置いていることが前提の議論だと思う。何を検査しているか分からないPCR検査ではあまり意味がないと思う。検査の感度や特異度だけの問題ではなく、PCR検査で本当に病原とされるRNAウイルスを探し出せているのか、ウイルスではなく他のRNAを検出している可能性はないのか、例えばストレスや疾患を持っていると大量に出現するエクソソームをウイルスとして検出していないかなど、私としては疑問だらけなのだ。ウイルスRNAだと認定されていて(誰もそのウイルス自体を見た者がいない、ただRNAの塩基配列だけを見つけ出したとされているだけだ)、それを検出するように組まれた検査で何が分かるのだろうか?基礎疾患があって、なおかつ例年通りの風邪やインフル、あるいはマイコプラズマ肺炎、特定出来ていない未知の病原体などに感染しているのにCOVID-19として特定されているだけなのでないのか? エクソソームは人の細胞を侵襲から守ろうとするとき人の内部からの守備隊である。具合が悪ければ当然たくさん現れてくるのだ。とは言っても、 ウェブに資料はたくさん出ているし、このサイトにもいくつか記事は引用している。自ら探し出す努力をしてみて欲しい。 その上でぜひを判断されることを願う。 .
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/2190.html
Q クレブシエラ感染症
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/2175.html
B 腸球菌感染症
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/2174.html
A レンサ球菌感染症 備考 嫌気性も含む 102I70 28歳の1回経産婦。妊娠25週時に少量の性器出血と下腹部痛とを主訴に来院した。1週前の診察では子宮頸管長は40mmで,母児ともに異常を認めなかった。昨夜から不規則な子宮収縮を自覚し,明け方排尿時に少量の性器出血に気付いた。4年前に子宮頸部上皮内癌で子宮頸管円錐切除術を受け,2年前の初回妊娠は妊娠32週で早産となり,今回は妊娠14週時にShirodkar頸管縫縮術を受けている。体温 37.3℃。脈拍 96/分,整。血圧 120/72mmHg。腟鏡診で帯下は血性,外子宮口は閉鎖し羊水の流出は認めない。内診では子宮口は中央で硬く展退度は50%,先進部は胎児殿部で下降度Sp-3である。腹部超音波検査では,胎児の推定体重は662g,羊水量に異常を認めない。子宮頸管長 20mm。胎児心拍数陣痛図では10~15分間隔の子宮収縮を認めるが,心拍数パターンに異常を認めない。1週前の外来での腟分泌物培養検査では,Enterococcus faecalis 2+,Streptococcus agalactiae(GBS) 2+,Lactobacillus species(-)で,頸管粘液中の好中球エラスターゼは陽性である。尿所見:蛋白 1+,糖(-)。血液所見:赤血球 345万,Hb 11.7g/dl,白血球 10200,血小板 20万。CRP 1.3mg/dl。 まず行うのはどれか。 a 子宮収縮薬投与 b ペニシリン系抗菌薬投与 c 羊水除去による子宮内圧減圧 d 子宮頸管再縫縮 e 帝王切開 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 切迫早産,GBS感染症 102I71 8歳の女児。発熱と発疹とを主訴に来院した。3日前から38℃台の発熱。咽頭痛および咳があり,2日前から体を痒がっていた。四肢と顔面との皮膚は発赤し,細かな点状出血様の小発疹を多数認める。口の周囲は顔面と比べて蒼白である。舌はイチゴ状に乳頭が腫脹し,咽頭に暗赤色の発赤と点状出血とを認める。扁桃は発赤腫大し,表面に滲出物を認め,綿棒で表面をこすると膿性粘液が得られる。結膜に発赤を認めない。 最も考えられるのはどれか。 a 風疹 b 麻疹 c 川崎病 d 伝染性紅斑 e A群β溶血性レンサ球菌感染症 × a × b × c × d ○ e 正解 e 診断 A群β溶血性レンサ球菌感染症 99A53 10歳の男児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。3日前から39℃の発熱と咽頭痛とがあった。体温 39.2℃。脈拍 92/分,整。発疹はない。心雑音はない。関節腫脹を認めない。イチゴ舌を認める。咽頭粘膜は発赤し,点状出血斑がある。両側口蓋扁桃に黄白色の滲出物が付着している。尿所見:蛋白(-),糖(-),潜血(-)。血液所見:赤血球 480万,Hb 12.5g/dl,Ht 41%,白血球 11000(桿状核好中球 16%,分葉核好中球 56%,好酸球 2%,リンパ球 26%),血小板 30万。CRP 6.5mg/dl。咽頭培養:Streptococcus pyogenes 2+。 この疾患に続発するのはどれか。2つ選べ。 a 川崎病 b リウマチ熱 c 急性糸球体腎炎 d 若年性関節リウマチ e 全身性エリテマトーデス × a ○ b ○ c × d × e 正解 bc 診断 A群β溶連菌感染症
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/386.html
D 新興・再興感染症 備考 重症急性呼吸器症候群(SARS),高病原性鳥インフルエンザ,ウエストナイル熱・脳炎,エボラ出血熱,クリプトスポリジウム症,クリミア・コンゴ出血熱,後天性免疫不全症候群(AIDS),腸管出血性大腸菌感染症,ニパウイルス感染症,日本紅斑熱,バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)感染症,マールブルグ熱,ラッサ熱,結核,マラリア